こんにちは。ジャマイカの教育省で働きながら、学習塾をやっているフルータです(@Furuta_Jamaica)。
割り算には等分除・包含除の2つの意味がありますね。
これらはそれぞれ英語で
- Partitive division
- Quotative division
と呼ばれます。
今日は等分除・包含除を英語で見ていきたいと思います。
そもそも等分除・包含除って?
割り算の計算は2つの状況で使うことができます。
まずはそれを6÷3の例で見ていきましょう。
等分除
等分除の割り算を表す場面として以下の例が考えられます。
等分除
6つのリンゴを2人に同じ数ずつ分けると、一人分はいくつですか?
このように、全体をいくつかに同じように分ける割り算が等分除です。
包含除
包含除の割り算を表す場面としては以下の例が考えられます。
等分除
6つのリンゴを2つずつに分けると、何人に分けられますか?
このように、全体をいくつかずつに分けていく割り算が包含除です。
つまり
- 決まった人数に何個ずつ配れるか⇒等分除
- 決まった個数を何人に配れるか⇒包含除
と言えます。
英語では?
ではこれらの割り算が英語で何と呼ばれるか見ていきましょう。
等分除:Partitive Division
等分除はPartitive Divisionと呼ばれます。例えば、
Partitive Division
Kim baked 12 cookies. If she shares them equally among her 3 friends, how many cookies does each friend get?こんな問題がPartitiveに当てはまりますね。
つまり、How many in each group?を考えるのがPartitive Divisionです。
包含除:Quotative Division
一方、包含除はQuotative Divisionと呼ばれます。
Quotative Division
Kim baked 12 cookies. If she gives 3 cookies to each of her friends, how many friends can she feed?このような問題がQuotativeです。
つまり、How many groups?を考えるのが Quotative Divisionです。
まとめ
ややこしい等分除・包含除ですが、
- How many in each group?
であれば等分除(Partitive)、
- How many groups?
であれば包含除(Quotative)、というまとめになりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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