こんにちは。ジャマイカのフルタ(@Furuta_Jamaica)です。
ずいぶん前の話になってしまうんですが、日本大使館の計らいによりジャマイカのGleanerとObserverという二大紙に僕の活動を取材してもらいまいた。
協力隊員の活動を応援しようとしてくださっている大使や大使館の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今日はそのこと書こうと思います。

取材当日
2月14日が取材の日だったのですが、まぁこの日は取材に適していない日でした。
学校は「キャリアデー」という職業について学ぶ日で、生徒たちはみんな自分のなりたい職業のユニフォームを着て登校しました。
キャリアデーという職業について学ぶ日には子どもたちは色々な職業の制服を着てきます。
カリスマ弁護士のオーラがやばすぎる pic.twitter.com/KaO8i8Cx81— フルータ@ジャマイカ (@Furuta_Jamaica) 2017年2月23日
警察官、パイロット、モデル、レゲエアーティストなど多方面のプロフェッショナルが学校中を歩いています。
警察官は持っている拳銃を人に向けまくっているし、レゲエアーティストは大声で意味不明なバイブスを奏でている。
クラスの中ではなぜか弁護士が走り回り、聴診器が飛び交い、生徒のテンション最高潮。
カオスだ・・・・。
こんな状況で大使や取材陣を迎えることなんてできるのか。。。
ジャマイカンタイム
ジャマイカでは「ジャマイカンタイム」と呼ばれる時間にルーズな文化があります。
今回もその例外でなく、なんと1時間半遅れて取材陣が到着しました。
ただ問題だったのが、学校のシフト制。
この学校では、午前の生徒と午後の生徒がいて12時で入れ替わります。
生徒たちを残すか、午後の先生にお願いするか。
生徒は帰りたいモードだし、午後の先生はゼッタイいやだ!!と拒否。
結局残れる生徒に残ってもらって授業を見せることにしました。
授業自体は、先生が安定していつもの授業をやってくれたので、よかったよかった。
伝えるのが難しい僕の活動
その後の取材の中で難しかったのが、僕の活動を正確に伝えること。
僕としては、
今までのCalculationTimeは「反復練習をさせて計算力をつける」だったけど、ジャマイカの子どもに本当に必要なものは「まず計算の意味を理解させること」。
だから概念的理解を深められるようにCalculationTimeを変えていく。
ということを伝えようとしていました。これが僕の活動そのものだし。
ただ問題だったのが、記者の人がCalculationTimeについて全く知らなかった。
そもそも、元々のものを知らない人に対して、それを変えようとしていますという話をしてもピンとこないようで、理解してないような表情に見えた。
うーん。伝えるのは難しい。。。
Gleaner誌の記事
実際に上がった記事はこちら。
題名は、Mathemagic!!
なんてシャレオツな題名なんだ。
そして、本文を読んで驚愕。。。
俺こんなこと言ってない・・・・
俺が全く言ってない言葉が ” ” に包まれて、あたかも言ったかのように書かれている。笑
というかそもそもその単語知らないよ。これっていいの?笑
本人の言っていないことを言ったように書くって日本だとちょっと問題になりそうだけど。まあ大した内容も言えてないから特に何もないけど。
いや、緊張してたし、取材の間の記憶が飛んでるだけで一時的に覚醒していたんだろう。そうだそうだ。
うん。言いたいことが伝えられていなかった。反省です。
Observer紙の記事
オブザーバー紙の方は、僕が言ったことを忠実に、そして伝えたかったことを汲み取って書いてくれていました。その分、拙い英語で恥ずかしいですが。
ジャマイカの算数教育で概念的な指導が足りていないこと、意味を理解させるための指導をしていることなど伝えたかったことも全部書いてあった。
嬉しい。
本当に短い時間の取材と、俺の酷い英語からこんな記事を書いてくれた記者の方々に本当に感謝です。
まとめ
まず、こういった一協力隊員の活動に理解を示して応援しようとしてくださっている大使館の皆様に感謝しかありません。
恩返しのためにも、もっと活動を頑張らないと。
記者の人たちも、本当にありがとうございます。
そして、自分自身の反省としては、
英語をもっと勉強しなきゃ
という当たり前すぎることが発覚しました。笑
頑張ります。
そして、僕の活動の一つであるCalculationTimeを知らない人に、もっと僕のやりたいことや大切なことを上手に伝えていくための工夫をしなきゃだめだな、と思いました。
日々勉強やぁ~
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