ただの協力隊員だった僕が現地の政府で採用されるまでに意識した3つのこと

 

こんにちは。ジャマイカの教育省で働きながら、学習塾を起業したフルータ(@Furuta_Jamaica)です。

 

僕は現在ジャマイカの教育省で働いていますが、元々は青年海外協力隊として活動を行っていた場所でした。

つまり、ボランティア時代の活動先に拾ってもらった、という形です。

 

協力隊のキャリアとしては珍しいらしく、僕自身「外国人が政府機関で働くなんて可能なの?!」という感じでした。

なので、これから国際協力に関わる人や青年海外協力隊に進む人が、こんなキャリアもあるんだと面白がってもらえたら嬉しいなと思っています。

 

というわけで、今日は僕がこの道を進むのにプラスに働いたことを3つまとめてみようかと思います。

もちろん、残るためだけにやった訳ではなく、この3つを意識したことが結果的に仕事を得る後押しになったというだけですが。

 

かなりニッチな内容ですが、誰かに当てはまることを願って書いていきます!!

 

①活動で結果を出す

まず当たり前ですが、ボランティア時代の活動をかなり頑張りました。

 

2年間の活動をまとめると、

小学生の数の概念の乏しさを改善するために、教材を開発して実践と評価を行った

という感じです。

木材加工所と協力して、数を学ぶための教材を開発しました。

他の国では手作りのもので代用するなどすることが多く、こういった活動はしている人はあまり多くないのではないかと思います。

 

教育だからこそ数字で評価する

協力隊員はよく、ボランティアだから結果を残さなくていい、ということを言われます。

そして教育の分野になると特に、「未来への種を蒔こう」とか「一人でも何か感じてくれればそれでいい」というような曖昧な精神論みたいなものが目標になってしまう人が多くなります。

 

もちろんそれで許されるのが協力隊ですし、数字を求めないからこそ見えるものもあると思いますし、それでもいいと思います。

 

ただ、今後しっかりと国際協力に関わりながら働いていくためには、それでは不十分なのではないかと個人的には思います。

例えば数学教育の分野であったら、この指導法をこの期間導入すると生徒の成績が何%上がる、という明確な成果と根拠を示した方が説得力がありますし、上に提案するときにも通りやすくなるはずです。

 

逆に、具体的な数字無しにいくら「先生がいい授業をできるようになったんです!」と力説しても、あまり信ぴょう性がないですよね。

 

仮説を立て、数字で評価・検証し、次の活動に映す、という当たり前のことを正しく行うことを意識して活動した結果、現在の職場からの一定の評価を頂けたのかな、と考えています。

 

②草の根安全保障無償資金協力

僕の任地の学校で、雨が降るたびに雨漏りし授業が行えなくなる学校がありました。

腐敗している壁

壁も雨の影響で腐敗して、白アリが大量発生しているというかなり不衛生な環境。

 

雨が入り放題の窓

 

この学校と協力して、外務省の草の根・人間の安全保障無償資金協力に応募をしました。

結構色々大変でしたが、校長先生の頑張りもあり無事採択していただきました。

この学校は新しい校舎を2棟建てられることになりました。

これはとても影響が大きく、教育省の関係者からも広く名前を覚えてもらうきっかけにもなりました。

 

学校のためと思って通したこの案件が、結果的には僕自身の背中も押してくれる形になりました。

なんでも一生懸命やっておくものですね!

 

(ちなみに、この学校は現在の僕の仕事の管轄の一校であり、完成していく姿を日々見ていられるという希少な経験をさせてもらっています。)

 

③メディアを活用する

活動を頑張るだけでなく、その成果をなるべく多くの人に見てもらおうと心掛けました。

 

JICAや大使館の計らいで特集を組んでもらったり、新聞記者の人とつながりを作って記事を書いてもらったりしました。

その結果、隊員時代の2年間で新聞に4回、テレビに1回、僕の関係する活動を掲載してもらうことができました。

 

活動の記事

http://jamaica-gleaner.com/article/art-leisure/20170219/mathemagic-calculation-time-puts-fun-numbers-helps-boost-numeracy

プログラミング教育の記事

http://jamaica-gleaner.com/article/art-leisure/20180128/having-fun-coding

 

やはり新聞の教育部門の一面に載った後には、周りの反応は良かったです。

回を重ねるごとに、すこしずつ周りの教育省の人たちにも認めてもらえているような感覚を覚えました。

 

協力隊員でいい活動している人ってたくさんいますよね。

でもそれだけでなく、それを周りに広く知ってもらうということもとても大切なんだな、と感じさせられました。

 

まとめ

隊員時代の2年間はとりあえず目の前のことにがむしゃらに頑張っていたつもりでしたが、こうやって振り返ってみると良いポイントは突いてたな、と思いました。

  • 活動を頑張って、数字を残す
  • それを広く発信する

書いてみるとなんだか簡単そうですが、結構難しいことだと思います!

 

これから国際協力で何か始める人の何かの参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

「どんな家に生まれても、逆転するチャンスを」 ジャマイカの教育省で働きながら、算数・プログラミングの塾を起業しました。 日本の教員が海外でも通用することを証明するために、チャレンジしている様子を発信していきます。