こんにちは。ジャマイカの教育省で働きながら学習塾を起業しました、フルータ(@Furuta_Jamaica)です。
実はこの度、TechAcademyのコンテストで、プログラミング部門・最優秀賞を受賞しましたー!!!
やったー!どんなものでも何かを受賞するというのは嬉しいですね。
TechAcademyのUnityコースを受講した
協力隊の任期が終わってから教育省の仕事が始まるまでの間、TechAcademyのUnityコースを受講していました。
かなりいいお金もするので始める前は少しドキドキでしたが、実際に初めて見ると最高な日々でした。
それまで独学で勉強していた時は、分からないところがあるたびに調べて、試して、調べて、試して・・・と実際にゲームを作るよりと同じくらい検索をかけている時間がありました。
ただ、TechAcademyのコースであればメンターという方が付いてくれて、質問にいつでも答えてくれます。
特にUnityコースでは、このメンターさんたちが最強でした。
自分で調べたら1時間かかるようなことも、質問すれば爆速で解決してくれます。
メンターさんたちのおかげで、毎日夢中になってゲーム作りに没頭できました。
丁寧に対応してくださった皆さん、ありがとうございました!
TechAcademy [テックアカデミー]
アプリの紹介

フルタが作った算数のゲームということで、「FRUTA MATH」という名前ですwww
公開前に誰かに相談するべきだった、、www
コンセプトとしては、小学校に行く前の子どもが遊びながら数を学べるゲームです。
なので子どもがなるべく食い付いてくれるような仕掛けをできるように頑張りました。
特にキャラクターに対して親しみを持ってもらいたかったので、Anima2Dという機能を使ってアニメーションさせました。
GIFにしたらちょっとカクカクになってしまいましたが、

こんな感じで可愛く動きます。
ゲーム作成の背景
そもそも、このアプリを作ろうと思ったきっかけは、ジャマイカの家庭環境にあります。
家庭内で数を数えたり、大きさを比べたりするような数の概念を養う機会がほとんどなく、小学校入学の時点で数字を数えられない子どもも少なくない現状なんです。
ここになんとかアプローチできないか、と考えていました。

そこで田舎でも中国の格安スマホを持っている人が多いところに目をつけて、
無料で数を学べるアプリがあったら、変化が作れるんじゃないか?
と考えたのがきっかけです。
そのため、ゲームの設計も数の概念を正しく学べるように作ってあります。
リンゴを猫に与えて、一対一対応の練習したり

リンゴを分けて数の分解したりとか。

可愛くて楽しいゲームを夢中で遊んでいたら、知らぬ間に数字も理解できてた!というのがこのゲームの理想です。
ゲームで遊んだ子どもの反応
実際に子どもたちに遊んでもらいました。

熱中する子どもたち
「Me! Me!」と言いながらスマホを奪い合うように遊ぶ子どもたちを見て、大げさではなく本当に涙が出そうになりました。
こうやって自分が作った何かが、誰かの楽しみになっていたり、為になったりしている瞬間を見るのは本当最高。
まさにプログラミングの醍醐味ですね。
学校にタブレットを持ってきている生徒がいたので(ジャマイカでは校則はあまり統率されていません)、インストールしてあげました。

奇跡的にみんなが正面向いた瞬間。4千32テイク目
すると子どもたち、そして保護者たちの間でフルタがアプリを入れてくれるらしいという噂が回ったそうで、みんながタブレットを持ってくるようになりました。
開発中の算数アプリが子どもにめっちゃ人気で嬉しいwww
噂になって学校の生徒が自分のタブレットを持ってくるようになった。
現地教員だけじゃなくて保護者までリーチできるようになってきて少し前進できたかも。 pic.twitter.com/1DGDpuvTHh
— フルータ@ジャマイカで塾起業🇯🇲 (@Furuta_Jamaica) 2018年11月22日
特に人気だったゲームは、数字を数えるゲーム。
ワニから逃げるために問題に素早く答えるんですが、これが皆叫びながら遊んでましたww

あとは一対一対応の概念を教えるために作った、猫に餌をあげるゲーム
餌をあげると喜んでくれる、というのが面白いのか、すごく人気でした。

猫の跳び方少しキモいですけどww
これからの展望
ゲーム数がまだ8種類しかないので、もっと足していって小学校一年生の繰り上がりのところまで学べるようにしたいなと思っています。
何かアドバイスなどありましたら、これからのゲーム開発に参考にさせていただきたいので是非ダメ出しお願いします!ビシバシ!
ゲームアプリ制作やプログラミングに興味がある人は、こちらの記事も読んでいただけたらと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
TechAcademy [テックアカデミー]
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