数え足しvsさくらんぼ計算!小学一年生の足し算は10のかたまりで教えよう。

こんにちは、フルータ(@Furuta_Jamaica)です。

 

今日は、繰り上がりのたし算の教え方について考えたいと思います。

 

日本の繰り上がり足し算の教え方

 例えば8+5であれば、

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こうですね。2個移動させて、8と2で10を作る。10と3で13。

 

じゃあ実際に、式でどう計算するかというと

 

10作るために2を持ってきて、

5から2をとった3が残って、

10と3がくっつくわけですから

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 とこうなるわけです。

このように数を二つに分けている様子から、さくらん計算と呼ばれることもありますね。

 

一方数え足しは?

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指をこのように一本一本広げながら数を確かめる数え足し。

 

かなり深く分析しました

途上国の算数教育あるある”数え足し”をジャマイカで徹底分析してみました。

僕は”数え足し自体”はそこまで悪いものだと思ってません。指導は簡単だし、数え足しの発想自体はとても自然なことだと思うからです。

ただ今までで感じてきたのは、数え足しだとその後に伝わる大切な数感覚を養うことができないということ。

 

ちょっとそれを見てみましょう。

 

数え足しのイメージ

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こんな感じかな。一つずつ増えていくイメージ。まあシンプルで簡単なように見えます。

 

何がいけないのか

数えることに区切りなどは必要ありませんから、5や10などの大事な数を意識することがないんですね。

 

僕はこれが、高学年になっても「位取りを理解していない」ことの理由の一つになってるんじゃないかと考えています。

10と3がくっついて13ができているという感覚がない子が多いような気がします。

 

また、この指を使った方法で引き算を学習するともっと分かりにくくなってきます。

引き算も、高学年に入ってもできない子が本当に多いですからねぇ~。

 

数を多様にとらえる数感覚

数って、もっと、「分け」たり「増やし」たり「くっつけ」たり「取っ」たり「足りない数を見つけ」たり色んな捉え方が必要なはずです。

 

数え足しでは、「一つずつ増やす」という感覚しか必要ないんですね。

 

つまり、数え足しをやること自体に問題があるという事よりも、数え足しでは数を多様に捉える感覚を養うことができない。ということに問題があるんじゃないかと僕は思っています。

 

日本式で教えるべきか?

そのうえで、本当にジャマイカでこのやり方を広めていくべきなのか?

 

まあ確かに、別に日本のやり方を押し付けることがいいわけじゃないし、数え足しだって答えは出るっちゃあ出る。

 

ただそれでも、指を使った計算や、〇をひたすら書く計算方法からは脱却した方がいいと思います。

新しい指導法を導入することは、ジャマイカの子ども達の数感覚の乏しさ数を量として捉える感覚の無さを解決するための鍵になるはずです。

 

そして何より、ジャマイカの教育省が新しい指導法(日本の教え方)を推進しているということ。

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指導要領みたいなものには、こんなん使ってこのやり方で教えましょ~。とかって書いてありますが、教えてる先生なんか見たことないし説明も不十分。

 

教育省がやりたいと思ってて、やりたいと思ってくれる先生がいるなら、チャレンジしてみたいと思います。

まとめ

ジャマイカのほとんどの学校の先生が教える数え足しでは、位取りや繰り上がり繰り下がりにつながる大切な数の感覚を養うことが難しいんじゃないか、ということが見えてきました。

 

ただ、10のかたまりで教える指導法を広めていくことは相当大変そう。

一歩一歩頑張ります!

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